青物用ポッパーをハンドメイドしてみる
今度は青物用ポッパーをハンドメイドしてみる事にします。
ヒラスズキ用のポッパーを自作した結果、丁寧に仕上げればカップ部分も何とかコーティング出来る事が判明したのです。
ダイビングペンシルの仕上げは・・また今度!
全長140mm、自重45g程度を目標にポッパーの製作を進める事にします。
このサイズにしたのは、人気のパンプキンを目標とするからなのです。
ハンドメイドポッパーを作るにあたり、手持ちの市販されているポッパーの浮き姿勢を確認してみました。
参考にしたポッパー達
ポップクイーン105・フィードポッパー120・ハイドロタイガー120・パンプキン140・トランペット170・ティンバー・サーフェスブル150・ジュロク150・デコポップスリム145
その結果、3タイプに分かれました。
1、浅い角度で浮くポッパー
ポップクイーン・フィードポッパー・ハイドロタイガー・サーフェスブル・ジュロク・デコポップスリム
2、45度程度の角度で浮くポッパー
ティンバー
3、垂直に近い角度で浮くポッパー
パンプキン・トランペット
全て、フックとスプリットリングは外しての浮き姿勢です。
水平に近い浅い角度で浮くポッパーが多いですね。
抜群の飛距離とアクションのパンプキンの浮き姿勢はフック無しでも垂直に近い!
意外だったのは、デコポップスリムで、もっと垂直に近い角度で浮くものと思っていました。
フックを付けると垂直浮きなのに。
浮かべたルアーの写真は
こちらの記事で!
目標とするのはパンプキンですが、あの形状は真似できないのでヒラスズキ用ハンドメイドポッパーの拡大改良版として製作することにします。
ヒラスズキ用ハンドメイドポッパーの製作記は
こちらと
こちら
で、ハンドメイドポッパーはパンプキンの飛距離を目指すので当然リアウェイト。
アクションは・・知らん。ポコポコ音が出たり、スプラッシュが上がれば成功や。
苦労して切り出したブランクと内部構造線。
木材は桐、ワイヤーは硬質ステンレス線の1.4mm、ウェイトはナツメ錘の5号。
僕がダイビングペンシルを作るときは側面形を切り出したら、溝彫り→内部構造線とウェイトを入れて接着→平面形の切り出し→成形という工程を進みます。
ところが、ポッパーの場合は側面形を切り出した後に接着してしまうと、カップ部分が掘れなくなるのです。
なので、側面形を切り出す→溝彫り→内部構造線を入れずに仮接着→平面形の切り出し→成形→カップ部分を掘る→仮接着を外す→内部構造線を入れて本接着とします。
成形の途中。
ホビーカンナが活躍します。
この後、キレイに成形できたらカップを掘っていきますよ!
結構気に入っているヒラスズキ用ハンドメイドポッパー。実績は皆無。
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